新築タウンハウス（長屋の借家）　【クレル後楽園プロジェクト】 昨年、成り行きでタコツボ状の土地を仕入れることになりました。旭川の土手まで徒歩5分、後楽園まで徒歩10分という好立地。 こねくり回せば宅地分譲もできなくはないのですが、この4m幅の通路の奥にある300坪の土地の最適用途はなんだろうと考えたとき、思いついたのが長屋の借家でした。 そして昨今の木造住宅、建ててしまえば最低50年は存在し続けてしまう。時代が変わっても長く使える良質な建物を建てたい。 【 コンセプト 】 1. ファミリータイプの借家を建ててコミュニティスペースを設けてみよう。 2. シンプルかつコンパクト、必要かつ十分な間取りと設備にしよう。 3. 各戸に独立した、かつプライベートな庭をもうけよう。 4. 各戸に自転車がそのまま入る大きさの、外用クローゼットをもうけよう。 5. 共用部の植栽をたっぷりめにしてみよう。 6. 要するに、住む人がそれぞれの生活を楽しめる家にしよう。 建物の配置と間取りの漠然としたイメージはありましたが、自分のではプランまでできそうにないので、お願いしたのが土岐建築デザイン事務所さん。1回目の打合せでコンセプトと予算をお伝えし、1か月後に提示していただいたプランは、僕のイメージ通り、プラスアルファのものでした。 宅造の開発許可がおり、鋭意造成工事中。建物の完成は来年の2月の予定。 各戸3LDK（約100㎡）で駐車場付、そこそこの賃料せざるを得ません。入居していただける方がはたして8名もいらっしゃるだろうか、という不安もありますが、いいものができる事については自信をもっております。 間取り等、徐々に情報をリリースしていきます。 （宮井）